11月10日 時事通信
週明け9日のニューヨーク株式相場は、前週末開かれた20カ国
・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、景気刺激策の
継続が確認されたことを好感して大幅に続伸した。優良株で
構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比203.52ドル高の
10226.94ドルで終了。終値ベースの年初来高値を3週間ぶり
に更新し、昨年10月以来、約1年1カ月ぶりの高水準で引けた。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同41.62ポイント高
の2154.06で取引を終えた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比1億5133万株増
の12億3599万株。
G20は、英セントアンドルーズで週末開催され、景気回復が
確実になるまで政策支援を維持することで各国が一致。
これを受けて、低金利政策が当面継続されるとの安心感
からリスク投資が活発化し、アジアや欧州の株高の流れを
引き継いだ米株価も堅調に始まった。
商品先物市場では、原油や金などが急騰し、関連銘柄が底堅
く推移したことも相場の下支え要因。利ざや拡大による一層
の収益改善が見込まれる金融株にも買いが集まり、ダウは
引けに掛けて徐々に上げ幅を拡大した。
また、米食品大手クラフトフーヅが同日、英製菓大手キャド
バリーに対して敵対的買収案を提示したことも、企業の合併
・買収(M&A)機運の高まりを予感させ、相場を押し上げた。


















