円売りで
21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に続落。
前日比20銭円安・ドル高の1ドル=90円90銭〜91円ちょうど
で取引を終えた。クロス円取引(ドル以外の通貨に対する円
の取引)で円売りが優勢だったことが、対ドルでも円の重荷
となった。
英中央銀行のイングランド銀行(BOE)が公表した金融
政策委員会(MPC、10月7〜8日開催)の議事要旨で、
委員が現行の量的金融緩和の規模を維持することを全会一致
で決定していたことが明らかになった。BOEのキング総裁
が将来の利上げに言及する発言が伝わったこともあり、この
ところ後退していた一段の金融緩和への思惑がさらに弱ま
った。円は対英ポンドで下落。対ユーロでも下げたため、
対ドルの円相場にもやや売りが優勢になった。
朝方、証券大手モルガン・スタンレーなど米金融機関が発表
した決算が市場予想を上回った。米株式相場が高く推移した
場面では投資家がリスクを取りやすくなるとして、低金利
の円が対ユーロなどでさらに売られ、円は対ドルでも終日
弱含んだ。半面、引けにかけて米株が下げに転じると円が
下げ渋る場面もあった。この日の円の安値は91円29銭、
円の高値は90円80銭だった。
円は対ユーロで9日続落。前日比1円ちょうど円安・ユーロ
高の1ユーロ=136円60〜70銭で取引を終えた。一時は136円
98銭と、8月13日以来の安値を付けた。対英ポンドで円は
前日の1ポンド=148円台半ばから151円ちょうど近辺に水準
を切り下げた。
ユーロは対ドルで反発。1ユーロ=1.49ドル台半ばから1.50
ドル台前半に上昇した。英ポンド高や米株高を手掛かりに
1.5047ドルと、昨年8月11日以来、約1年2カ月ぶりの高値
を付ける場面があった。ユーロの安値は1.4912ドルだった。
英ポンドは対ドルで大幅反発。1ポンド=1.63ドル台後半
から1.66ドルちょうど近辺に上昇した。MPCの議事要旨や
BOEのキング総裁の発言をきっかけにポンド買いが優勢
だった。
NY円、続落 1ドル=90円90銭〜91円00銭、クロス円取引
での円売りで


















