NY円、反発 97円75―85銭で終了、対ユーロで一時134円台
15日のニューヨーク
外国為替市場で円相場は反発。前週末比
60銭
円高・ドル安の1ドル=97円75―85銭で取引を終えた。
米国株式相場や商品先物相場の下落で投資家のリスク許容度
が低下するとの思惑が出て、比較的
金利の高いユーロなど
に対し円が大幅に上昇。対ドルでも円買いが優勢になった。
円は一時97円59銭まで上昇する場面があった。
朝方発表の6月のニューヨーク連銀景気指数が市場予想を
下回ったうえ、商品先物相場の下落を背景にした資源株安
で、同日の米株市場ではダウ工業株30種平均が一時200ドル
超下落。株安や商品安でリスク許容度が低下した投資家の
資金が安全資産と位置づけられるドルや円に流れた。ドル
は円以外の主要
通貨に対しては堅調だったが、対ユーロで
急伸した円に対しては売り優勢だった。
ニューヨーク市場での円の対ドルでの安値は98円30銭。
円は対ユーロで5営業日ぶりに急反発。前週末比2円90銭
円高・ユーロ安の1ユーロ=134円95銭―135円05銭で取引を
終えた。株安が円買い・ユーロ売りを誘った。欧州中央銀行
(ECB)が15日発表した
リポートで、欧州の
金融システムは引き続きリスクの高い状態が続くとの見方を示したこと
も、円買い・ユーロの売り材料になった。円は対ユーロで
一時1日以来の高値である134円44銭まで上昇した。
円は対
オーストラリア(豪)ドルでも大幅に上昇。前週末終
値の1豪ドル=80円ちょうど近辺から77円台後半まで買われ
た。
ユーロは対ドルで大幅に続落。前週末終値の1ユーロ=1.40
ドル台前半から1.38ドルちょうど近辺に水準を切り下げた。
株安やECBの欧州金融システムに対する厳しい見方が
ユーロの重しとなった。ユーロは一時1.3755ドルまで下落
し、5月21日以来の安値を付けた。
ロシアのクドリン副首相兼財務相が「(外貨準備の)
投資の構造を近い将来抜本的に変える計画はない」と述べたと
前週末に報じられたことが、ドルの信認に対する支援材料
として改めて意識されたとの見方もあった。4月の対米証
券投資動向で米国への資金流入超過額が前の月から縮小した
が「過去の数字」として受け止められ、影響は限られた。
この日のニューヨーク市場でのユーロの高値は1.3890ドル。
NY円、反発 97円75―85銭で終了、対ユーロで一時134円台
posted by ebizo at 11:46|
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