NY円、続伸 94円85―95銭、ドルが対主要
通貨で下落
20日のニューヨーク
外国為替市場で円相場は続伸。前日比1円
05銭
円高・ドル安の1ドル=94円85―95銭で取引を終えた。
投資家のリスク許容度改善の思惑からドルが対ユーロなどで
大幅安となったことが、円買い・ドル売りにつながった。
前日夜に約134億ドルの資本調達を発表した米銀大手
バンク・オブ・アメリカ株が急伸し、米株式相場が高く始まった。
投資家のリスク志向が強まるとの見方から、相対的に
金利の高いユーロや英ポンドなど幅広い通貨に対してドル売りが
膨らんだ。
低金利の円はドル以外の通貨では売り優勢で
始まったが、ドルが対主要通貨で下げ幅を広げるなか、円は
対ドルでは買われる展開となった。
米連邦準備理事会(FRB)が前回4月末分の米連邦公開
市場委員会(FOMC)議事要旨を公表。複数の委員が
景気回復ペースを早めるため、
国債など
資産購入総額を
増額することが正当化されるとの見方を示していたこと
が明らかになった。米長期金利が低下し、円買い・ドル
売りにつながったという。
午後に米株式相場が軟調になると、円は英ポンドやオース
トラリアドルなどに対して上昇。対ドルでも上げ幅を広
げた。円の高値は94円69銭、安値は95円82銭。
円は対ユーロで3日ぶりに反発。前日比20銭円高・ユーロ安
の1ユーロ=130円70―80銭で取引を終えた。米株相場の
動向をにらみ、売りが先行したが、午後に円の買いが優勢
となった。
ユーロはドルに対して3日続伸。前日終値の1ユーロ=1.36
ドル台前半から1.37ドル台後半に上昇した。朝方の米株高
を受けてユーロ買い・ドル売りが優勢となった。ユーロは
1.3831ドルまで上昇し、1月5日以来の高値を付けた。安値
は1.3671ドル。
英ポンドは対ドルで上昇。前日の1ポンド=1.55ドル前後
から1.57ドル台半ばに上昇して終えた。英中央
銀行が発表
した前回5月6―7日分の
金融政策委員会の議事要旨で、量
的緩和策での資産購入を拡大することを主張する委員が
いたことが明らかになった。一段の量的緩和策が英景気
回復につながるとの見方からポンド買い・ドル売りが
優勢となった。
投資家のリスク許容度回復の思惑もポンドの支援材料と
なった。ポンドは一時1.57ドル台後半に上昇し、昨年11月
以来の高値を付けた。
NY円、続伸 94円85―95銭、ドルが対主要通貨で下落
posted by ebizo at 10:44|
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