4月30日 時事通信
30日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米景気
の底打ち期待からドル買い・円売りが進んだ海外市場の流れを
引き継ぎ、97円台後半で推移している。午前9時現在は97円57−
60銭と前営業日(午後5時、96円73−76銭)比84銭のドル高・
円安。
前日のニューヨーク市場では、1−3月期の米GDP(国内総生産)
が前期比6.1%減と落ち込んだが、米経済の約7割を占める個人
消費がプラスに転換。さらに、米連邦公開市場委員会(FOMC)
が「景気減速のペースは鈍化している」との認識を表明したこ
とで、景気底打ち期待が高まり、ドルは対円で大きく上昇し
た。しかし、米自動車大手クライスラーが30日にも破産法の
適用を申請すると伝えられ、伸び悩んだ。
邦銀関係者はこの日の東京市場について、「午後3時に発表され
る日銀の経済・物価情勢の展望(展望リポート)で、今年度の
経済成長率見通しが大幅に下方修正されても影響は限定的では
ないか」と指摘、底堅く推移するとみている。
ユーロは対円、対ドルで上昇。午前9時現在は1ユーロ=129円46
―50銭(前営業日午後5時、127円33−37銭)、対ドルで1.3264
―67ドル(同1.3162―65ドル)。


















