〔東京外為〕
11月12日 時事通信
12日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)
は、米国債償還と利払いに絡んだ円買い観測が出てドル安
・円高の流れが強まり、反落した。正午現在は1ドル=89
円84〜87銭と前日(午後5時、90円01〜04銭)比17銭の
ドル安・円高。
朝方発表されたオーストラリアの雇用統計が市場予想を
上回る好結果だったことを材料に、対主要通貨でドル売り
が加速。その流れが対円でのドル相場に波及したことも、
ドルの下押し圧力となった。
豪雇用統計の発表直後にドル円相場では反応が鈍かった
ことについて、市場では「10時の仲値公示に伴う実需筋
のドル買い注文が出ていたため」(国内証券)との声が
あった。ただ、ユーロや豪ドルでのドル売りに比べ、対
円でのドル売りは限定的だった。足元89円60銭台で下げ
止まっていることから下げ幅は狭まっているとみてお
り、「焦点は89円を割るかどうか」(同)という。
別の市場関係者は「米2年債や、5年債の金利が大きく下が
りにくくなってきている」(シンクタンク)と指摘。対円
では、以前よりはドル安になりにくいだろうと話す。また
注目材料については「オバマ大統領の日本と中国への
訪問。とりわけ訪中では、為替問題について議論すると
言及しており、会談後の中国側の姿勢を注視したい」
(同)と語った。
ユーロは対円、対ドルで下落。正午現在は1ユーロ=134
円79〜82銭(前日午後5時、135円12〜15銭)、対ドルで
1.5000〜5003ドル(同1.5007〜1.5010ドル)。

















